処方箋が必要な医療用医薬品を宅配で受け取れる動きが広がる。
調剤薬局大手のクオールホールディングス(HD)は在宅医療や介護施設向けに宅配の専門店舗を年内に10店出す。
日本調剤はバイク便と連携した実証実験を進める。新型コロナウイルス下でオンラインでの服薬指導が解禁されている。
電子処方箋の本格導入も控えており、患者の利便性が高まりそうだ。
医療用医薬品は医師が処方し、薬剤師などが調剤する。飲み方などの指導が必要で、自治体の保険指定を受けた薬局で受け取ることが多い。
新型コロナの感染拡大で2020年にオンラインでの服薬指導が解禁され、宅配対応がしやすくなった。